吐く息が白かった
早朝に散歩していたらふと思いついたので、心情を含めて小説風に書いてみた。
(中略)の部分は非常に重要だけど見せられません。
概要
作業が一段落ついたので、コンビニへ行くついでに散歩をしてみる。
明け方は随分冷えるようになってきたなぁ。
ぽつぽつと見える街灯を頼りに、森の横や田んぼの間を歩く。
森の中も田んぼの中も、まだ真っ暗で何も見えない。
少し怖さを感じながらも、その静けさと、かすかに聞こえる、
僅かな光の中に道を創っている風の音を楽しむのが好き。
自分が田舎に住む理由の一つだ。
時折、ザザーっと森を倒していく強い風を見て
人一人の無力さを実感する。
人は常に葛藤する生き物だ。
誰もが、後悔を繰り返し、悲しみと悔しさを乗り越えながら生きている。
何もできない訳じゃない。ただ、何もしたくない時がある。
何かを捨ててしまいたくなる時がある。
捨てるという行為さえできれば何でも良いのなら
後悔と葛藤を全て捨てたい。
自分は今、何を捨てて何を拾い、何を育てるべきなんだろう。
答えは、葛藤が始まった時からすでに見えている。
準備が整うまで勇気のでない自分が1番悔しい。
でも自分にはそれが1番合っている。
15分ほど歩き、家のすぐ近くのコンビニへ入る。
ここでは、引っ越してきた頃からずっといる夜勤のお兄さんが1番丁寧な仕事をする。
掃除の仕方、商品の扱い方、袋詰めの仕方
見ていると自分が代わりにやりたくてうずうずしてしまうような人がほとんどな最近では
稀に見る良い仕事をする。
ちなみに、コンビニの店員への教育が行き届いているかどうかは
おつりの渡し方で判断できる。
小銭をジャラっとばらばらに渡す人がいるような店はだめだ。
家へ帰る途中、ふと空を見上げる。
星は見えない。
自分の吐く息が白いことに気づく。もうそんな季節か。
自分にも体温があって良かった。
(中略)
でも、また感情を殺す生き方をしてしまいそうだ。
今度は、2つの壁が同時に襲いかかってくる。
その壁を登るか、ぶち壊すか、それが問題だ。
方法はすでに身につけている。十分に力をつけてきた。
by YuKiNKO
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