[映画] デイ・アフター・トゥモロー

14-批評, 3-OLD LOG ブログ記述日時 2004年06月25日金 , 16:35

インディペンデンス・デイで有名なローランド・エメリッヒ監督の最新作「デイ・アフター・トゥモロー」が6月5日より全国で公開中ですが、今回はその映画の感想を。

簡単なあらすじを書くと、温暖化により北極の氷が溶けだし、それによって引き起こされた異常現象、物凄くでかい台風のようなものが世界で3つ、それが急速に巨大化し世界を多い尽くし凍らせ氷河期へ・・・と言う感じ。その中で、アメリカ政府で働く気象学者と息子とその周りの人たちを描いた作品。

まず感じたのが、最近の映画ってだんだん異常気象がリアルになっているなぁと。人間によって引き起こされた地球の危機、その中で生き延びようとする人間、そういったものの描写や物語がすごく具体的でリアルになってきているので、身近に感じてしまう。序盤でもう、自分も動かなければやばいかもなぁなんて考えてしまっていた。だけど何をすればいいのか知識に乏しいし、分かっている範囲で考えたとしても事が大きすぎて自分ではどうにも出来ないもどかしさ、そんなことを考えながら少し苛立っている自分がいた。
だけど、何も出来ないわけではない。小さなことでも気をつけながらやっていればほんの少しでもマシになるし、1人1人がやっていれば大きな力になる。まぁ綺麗事なんだけど、本当に危機感を覚えた人なら少しずつでもやっていくと思う。

こういった映画なんかは、平和な今見ているから大勢が死んでしまうような悲劇が、主人公たちが生き延びたと言うことで美談になり感動できるのだけど、実際こんなことが起こってしまったらそれはもう悲劇にしかならない。例え自分や身近な人が生き延びられたとしても、他の大勢の人が死んでしまったことに変わりはないし悲しみは消えない。もしそうなったら、その状況から良い方へ動くように頑張って行けば良い、と考えるんだろうけど、その前にやれることをする、防げる可能性があるなら最上の努力を持って対策を講じるということが大切。

 ・・・なんて言いつつ、明日には忘れてそうだけど。

この映画で印象深かった場面を1つ。
暖をとりながら助けを待っている時、初版の聖書を大切そうに持っている人と主人公の友人の会話で聖書を持ってる人が言った言葉。

「いや、神は信じてないんだ。」「(聖書を)守ってるんだ。人類最大の発明は文字を書くことだ。この西洋文化が終わっても、俺は一つのものを救う。」


-----追記-----
この映画の中で日本が出てくるシーンがありましたが、所謂外人から見た日本ではなく、結構近い感じだった。でも、どっちかって言うとあのごみごみした感じは韓国や中国の方が近いし、あのリーマンの逃げ方おかしいよ・・・笑えすぎ。

あとまぁ、中身はどうあれテーマやメッセージは良いと思った。映像に関しては、金かければあんなもんでしょ、くらい。かなりリアルだけど特筆するほどでもないかなぁと。


んで、なんとなく某所のユーザが書くタイプのレビューとか読んでみたんだけどさぁ、君ら文句言うことしかできんの?
この映画に関しても、ストーリがだめだ・メッセージや場面の一貫性がない・映像だけ・中身がない・描写が下手、とかばっかり。叩けば良いと思ってるのか、叩いて自分がうえに立った気分に浸ってるだけなのか、どちらにせよダメダメ言うだけなら誰にでもできるって。その先がないんだよね。どうせ叩くなら、ダメな部分をどうすれば良いのか、どうしたら良くなるのか、そういうこと書いたほうが良いと思うんだけどなぁ。なんかすげー腹が立った。
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