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情報の圧縮と拡散

世の中の情報は圧縮と拡散を繰り返している。同様に、Webにおけるサービスも圧縮と拡散を繰り返している。

世に生まれ落ちた無数の情報は、何かによって集められ、フィルタリングされ、整理させる。ここではこれを圧縮と呼ぶ。
圧縮された情報は、更に別の情報が付加され、人によって広められ、変化していく。同様にこれを拡散と呼ぶ。

何かに利用されながら、この2つの過程を繰り返し続ける。収束はない。

Webサービスも、様々な機能や表現、活用法が生まれ、それらが集められ、目的に沿ってフィルタリングされ、整理されたものが、またサービスとして生まれる。つまり圧縮。
そして圧縮されたサービスや、そこから生まれた別の機能や表現が、人によって広められ、変化していく。つまり拡散。

Webの黎明期から少し前までは、それを何度か繰り返すようなトレンドの流れだった。
現在では、トレンドにおいても、同時に無数の圧縮と拡散が繰り返されている。

マーケティングの視点では、拡散に合わせてレールを敷いてやることで、効率的な活動が行える。
経営的な視点では、2つの工程を整備し、包括的に管理できるようにすることで、効率的な活動が行える。

ただ注意しなければならないのは、圧縮は機械的に行える場合も多いが、拡散はほとんどが人の手によるものだと言うこと。
例えば圧縮の場合、収集・フィルタリング・整理のそれぞれを機械的に行える場合もあれば、人の手が必要な場合もあり、半々程度。
拡散の場合、情報の付加・変化は全て人の手によるもので、広めるという行為のみ機械的に行える場合がある。
そして場合によりできることとできないことが変化する。

これらを見誤ることなく、シンプルに流れをつかむことが重要。

先日友人と話していて、同じWebやIT関連の人と会うとかなりの確率で「最近面白いWebサービスない?」って聞かれるよね、と言う話題になったので、何があるかなと少し考えてみた。
実際に聞かれたときは、面倒なので流行ってるものを適当に返答してしまいますが・・・。

採用面接等でも聞かれることがあると思いますので、少しは参考になるかもしれません。

Life-X

生活する上で、デジタル上に発生する様々なデータを一人一人のライフログとして収集・整理し、公開・共有できるサービス。

昨今、ライフログという言葉をよく耳にしますが、様々なWebサービスを利用して残るデータをライフログとして一括管理できるというのは、見せ方によっては素晴らしいサービスになりそう。
今でも、オープン系をメインに他サービスのデータを収集できるようになっていますが、よりいっそうの連携に期待したい。

ライフログに関して、大きく2つのアプローチがあり、ソフト側とハード側として分けられます。携帯電話に例えると、キャリアのアプローチとCP(コンテンツプロバイダ)のアプローチ。
・キャリアの場合、携帯電話からアクション1つ1つのデータを取得し、「サービスやマーケティングに生かそう」という目的からスタート。
・サービス(ソフト)側の場合、Life-Xのように「ユーザが能動的に保存するデータを出来事ごとや日ごとに整理しよう」という目的からスタート。
といった根本的な違いがあります。

そしてこの2つは非常に相性が良く、統合が容易であるということ。更に、保存・整理するだけでなく、発信へ向けた応用も現在普及している技術で十二分に可能であると言うこと。それを想像するとかなり面白い。

Googleマップ

Google関連は有名なものが多いので、今更取り上げない方が良いのでは、ということも考えたりしますが、少し踏み込んだ形で面白さを説明してみます。

直感的な操作性や検索による地点特定の容易さもさることながら、ルート・乗換案内や店舗情報、ストリートビューなど、地図を基点とした様々なアプローチがGoogleらしくて良い。

つまり便利ということなんですが、「地図を基点とした様々なアプローチ」が肝でして。
情報を地図から展開するというのは、Webの特性を最大限に生かせる資質を持っていると考えています。この辺の詳しい話は長くなるので、また別の機会に。

1つ難点なのは、Googleのサービス全般に言えることなんですが、UIがあまり良くない。というより、良い部分と悪い部分の差がかなり激しい。店舗の情報とか見づらくてしょうがないです。

アイブレーキ

Webでウィンドウショッピングを、というコンセプトのサービス。

完成度はかなり低いですが、手法が面白い。特に買う物が決まっていない時にゆるい感じで見ることができる。今後に期待。
Webを使う際によく見られる「これが欲しい」「これを買うぞ」といった感じのテンションから、大きな変化を期待できるかもしれません。


「最近面白いWebサービスない?」と同じように、「最近面白い会社ない?」「最近面白いデザインのサイトない?」も並んで良く聞かれます。
なんて答えて欲しいんだろう? まず自分から「こんなサイトあるんだけど」って言ってくればいいのにって思います。

Webデザイナーに必要なこと

Webの最も重要な役割の1つに「情報の伝達」があります。
その中でデザイナーの目指すものは「意図した情報を正しく伝える」「ユーザの欲しい情報を正確に伝える」こと。Webで情報を伝達する際にデザイン上、最も留意すべき点は「目線」「色」「スペース」。

これを踏まえ、できるできないに関わらず理想の形はどんなものかを考え、意識を高く持ち続けながらデザインすること。これが、デザイナーになる最低条件だと思います。
その上で、自分の表現したいもの・すべきものや形は何か、といった味付けを行います。

「意識を高く持つ」ということは、デザインだけでなく、業務上全てのことに必要です。
意識を高く持てる人ほど成長も早く、低い人ほど成長しない、これは誰もが考えるビジネスの定説と言っても過言ではないでしょう。あらゆるビジネス書に書いてあることではないでしょうか。

そして、理想の形を想像する上で必要なものもやはり情報。
どんな表現方法があるのか、どんな表現方法が良いのかを考えるには、デザインに関する様々な情報や、サイトを運営する側、サイト自体、ユーザの情報が必須です。

プロのWebデザイナーである条件

それでは「プロのWebデザイナーである条件」とはなんでしょうか。

納期を守ること、人の話を聞くこと、要望・条件を最良の形で盛り込むこと、これらは仕事をする上での必須項目に過ぎません。

私の考える、プロである条件は「全ての要素に意味を持たせられること」。
つまり「ここはなぜこうなっているのか」という質問に全て答えられなければならない。ただし、非常に意地悪な考えや、突き詰めるとやはり個々の嗜好も出てくるので、「一般的に想定できる全て」という前提条件にはなってしまいますが。
「情報の伝達」を意識する上では、見栄えが良くないという理由でむやみに装飾してしまうと、無駄な情報が増え本末転倒になってしまいます。

しかし逆にこれができれば、自分はプロであると胸を張ってはっきり言えると思います。

できるだけ正しく伝わる形で、それぞれ意味のある手段を選んでいき、意味を持たない要素は省いていく、そうやって洗練されたものに、自らの味をつけられるデザインが理想ではないかと思います。

Webマーケティングの観点から考える、Webのこれから「情報の整理」前編はこちら

Googleの目指している「世界中の全ての情報を検索できる」ものや、検索において考えうる最上の状態「ワンクリックで真に必要な情報を全て出力してくれる」もの、ユーザにとってより良いサービスを目指すなら、情報の検索・収集において、どんな状況が望ましいのか、どういった形であればユーザが真に必要としている情報を出力しやすいのか、現状で満足せず、今のGoogleやYahooのような形とそうでないもの全てを含め検討してみる必要があります。

明確な解はさすがにまだ出ていませんが、想像しやすいように、現状よりは理想に近づけると言う例をあげてみます。

まず重要な要素として「予測すること」
これは検索だけでなく、どんなサービスにおいても外せないものと言えます。さらには、Web以外にも通じる考えではないかと。

検索において予測することはいくつかの段階に分けられます。

なんとなく「Webのこれから」というテーマで、情報の整理を切り口に考えてみました。

まず初めに思い浮かんだのが、情報が整理されているというのは「情報がカテゴライズと関連付けにより整っている状態」ではなくて「その時その人の必要としている情報が、容易かつ正確に取り出せる状態」なのではないかと。
それを考えると、今のWebは情報が非常に豊富に溢れているけど検索によって一見整理されているように見えているだけで、実は全く整理とはほど遠い状態ですよね。

理想を言うと
検索を意識せず、複数アクションを踏まず、自分でも意識していなかったような深いレベルで必要な情報を提供しつつ、他の可能性も視点ごとに見せてくれる
そんなサービスが出てきたらすごいと思います。少しイメージするのが難しいかもしれませんが、詳細は後述します。

話を戻して、情報の整理をイメージしやすいよう衣類の整理に例えてみましょう。

衣類はタンスや衣装ケースに入れたり、クローゼットのハンガーにかけたりして、その人なりに整理して収納するわけですけど、その整理の仕方を聞いてみると、まず半袖/長袖シャツや上着、パンツ、下着といった種別で分別するのは共通で、その後は色ごとや形ごと、用途ごとといった形で人ぞれぞれ出しやすい、選びやすい分け方があって意外にばらばらなんです。

ではどういう収納方法がより良いと言えるのか。個人的な意見ではありますが例を挙げてみます。

まず場所の制限を考え、種別で分けるまでは同じ。
次に、それぞれの数にもよりますが、大抵の人は用途ごとに分けてしまって良いかと思います。服装を選ぶ際、ほとんどの場合選ぶ目的は決まっているはずなので、用途ごとに別れているとそこを見るだけで良くなります。ただ問題は、ものによっては用途が複数に渡るような、着回しの利くものがあること。その場合、用途と用途の間にしておけばなんとか困ることはなくなります。
これを基本とし、少し工夫するともっと分かりやすくなります。
組み合わせが決まっているものを揃えておくとか、お気に入りの組み合わせと収納位置のメモや写真を見えるところに貼っておくとか、引き出しに中に入っているもののリストや写真を貼っておくとか。
あと使う頻度の高い順に並べると取り出しやすい上に、自分の嗜好がよく分かって便利ですね。

ここまでは、今のWebでも当たり前のように実装されています。
これを情報に置き換えると、まず情報を何段階かでカテゴライズし、必要に応じてその情報を出していく、という感じになります。
必須だと洗脳されているかのように搭載されている検索機能や、ブックマークやタグ付け、あるいはガジェットやiGoogleのようなユーザが能動的に情報を選別する機能をイメージすると分かりやすいですね。

そしてWebの方はもう少し広がりがあって、Googleの「もしかして」Amazonの「この商品を見た人(買った人)が買っているのは」といったものに代表されるリコメンド機能や、CRM的に商品をWebやメールで羅列してくる機能、Web上での遷移を分析して出てくる広告といった、ユーザから収集したデータ統計データを基におすすめや欲しがっていると予想できるものをチェックしておき、タイミングを計って出すものが増えてきています。

これを衣類の整理に置き換えると、自分の好みやプロフィールが記録されていて、統計の中からその人に似合うものやおすすめの組み合わせを表示してくれ、さらにその服がある場所を指示してくれる、といった感じで、非常に便利な気がしてきます。


しかしWebの場合、これだけではもうユーザは満足してくれません。というか、必要な情報よりも遥かに多い無駄な情報のインプットを強いられるのはストレスでしかありません。

ユーザが能動的に入力したデータや統計だけでは、真にユーザの希望に添うことはできないのです。

Webマーケティングの観点から考える、Webのこれから「情報の整理」後編はこちら

TOP画像02「四季」

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TOP画像02「四季」

TOP画像01「桜」サムネイルTOP画像01「桜」  TOP画像03「水面」サムネイルTOP画像03「水面」
01~03はデザインの段階で同時に作ったもの。

TOP画像03「水面」

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TOP画像03「水面」

TOP画像01「桜」

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TOP画像01「桜」

光は普段目に見えないもので、目に見える時は様々な色に変わる。
でもそれは周波数の違いでしかなくて、感覚が光を色に変える。

光は全ての色を持ち、感覚は自分に世界を見せる。
光は全ての時間を抱き、感覚は時間に沿って歩み続ける。
光は全ての速さを表し、感覚は速さを求め、速さにしがみつく。

自分の感じる世界が全てではないけど、自分の世界を人に伝えることが自分の全てで、自分の全てをかけて守るべき世界があると思う。


「神になりたい」
ふと思ったことがある。
自分の世界を具現化し、守りたいものを全て救いたい。
そう思うことがある。

でもそれが叶ってしまったら、世界は終わってしまうと思う。
自分の世界が守れなくなるから。

だから人は、世界の矛盾と常に戦ってるんだ。

少しずつ自分の世界を伝え合い、みんなの世界を作り上げていく。
絶対に完成はしない。
新しい世界が次々と生まれているから。

人が世界からいなくなった時、人にとっての世界が完成する。

吐く息が白かった

作業が一段落ついたので、コンビニへ行くついでに散歩をしてみる。

明け方は随分冷えるようになってきたなぁ。

ぽつぽつと見える街灯を頼りに、森の横や田んぼの間を歩く。
森の中も田んぼの中も、まだ真っ暗で何も見えない。

少し怖さを感じながらも、その静けさと、かすかに聞こえる、
僅かな光の中に道を創っている風の音を楽しむのが好き。

自分が田舎に住む理由の一つだ。


時折、ザザーっと森を倒していく強い風を見て
人一人の無力さを実感する。


人は常に葛藤する生き物だ。
誰もが、後悔を繰り返し、悲しみと悔しさを乗り越えながら生きている。

何もできない訳じゃない。ただ、何もしたくない時がある。
何かを捨ててしまいたくなる時がある。

捨てるという行為さえできれば何でも良いのなら
後悔と葛藤を全て捨てたい。

自分は今、何を捨てて何を拾い、何を育てるべきなんだろう。
答えは、葛藤が始まった時からすでに見えている。

準備が整うまで勇気のでない自分が1番悔しい。
でも自分にはそれが1番合っている。

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