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政治に関する記事や意見を見ていて思うのが、ほとんどが「お金」の議論に終始していること。

いくらかかる・かからない、いくら得する・損する、いくらの見返りがある・ない、といった感じ。
取り上げている人や意見している人の多くが、当事者ではなく声の大きいメディアや著名人、金融関連、経済なんたらだから、外部の人間として経済的(というか金銭的)な視点になってしまうのは仕方ないのかもしれない。

でも本当はそういう話ではなく、語るなら「どんなベネフィットを受けられるか」を議論して欲しい。
コストは金額ベースになってしまうので、ある程度話題になっても良いとは思うけど、それ以上に「こうするとこういうことができるようになります。」「こうするとこういう部分に役立ちます。」とはっきり言って欲しい。
金銭的な正当性なんかは、意見するのが仕事の人や専門の人じゃないと分からないんだから、金額の話ばかりされて国民が理解してくれないのは当たり前。

国民の多くは「で、どうなるの?」としか言えない。
分からない人は調べれば良いと言われるかもしれないけど、自分たちの生活があるのに範疇外の専門的なことまで調べるなんて酷なのでは。

最近では仕分け関連の話が盛んに議論されてるけど、事業の具体的な部分がなかなか出てこない。

ここにいくらかけると、どういうことに役立ち、何年後何十年後にこういう効果が出ます。だからこれだけかけるべきです。
とか、逆に
ここにこれだけかけてもこれくらいの効果しか得られませんが、これだけ減らしても、こういうやり方にすると、これくらいの効果が得られます。
とか、はっきり書いて欲しい。賛成でも反対であっても。

その後で、結局国からいくら出す必要がある、と言う話になるのではないかと。

あと、削減すべきところとお金をかけるべきところの基準が、各人曖昧すぎていまいち説得力に欠ける。

住宅の購入と賃貸の話

少し前に話題になったようななってないような、家を買いたい人には常に話題なあの話。

戸建てかマンションか、購入か賃貸か、ローンは損か。

戸建てかマンションかはとりあえず置いといて。ローンも金で金を借りるんだから損に決まってるとして、購入するのと賃貸するのでどちらが良いのか。

相変わらず個人的な見解ではありますが、金額だけで見ると、ローンを組んで(つまり借金をして)買う方が損なのは明らか。今全額を払えないから、将来的に稼ぐであろう金額を借りて、家を購入、ローンを返済していく。そもそも「今払えないから」という点と、「お金を借りて」という点をしっかり見ていない人が多い。

賃貸の場合は、その時払える家賃を払いながら家を借りる。ここで重要なのは、借りるのが家だということ。つまり通常のシンプルな商業活動に乗っ取った行為。家を借りる代わりに家賃を支払うのだから、物件自体に(物理的もしくは社会的な)問題がなければ、価値観としては同等。等価交換ということになる。

ローンを組んで購入する場合、今払えないということは、本来自分が買えるものではないということであり、最大35年の返済プランでお金を借りると言うことは、莫大な利子(手数料)を支払うということ。
逆に言うと、本来買えないものを購入(したことに)でき、35年もかかるはずのお金を用意できると言うこと。このメリットを考えずに、単純に最終的な金額だけで見ると馬鹿を見るのではないか。このメリットを享受するために、最終的に支払う金額を大幅に増やすわけなんだから、一見すると損なのは当たり前。

そしてこの問題で見落としがちなのが「物件の内容」。皆お金のことばかりで内容の比較がほとんどない場合が多い。それじゃ根本的に比較になんてならないよね。

全く同じ内容で分譲と賃貸の両方がある場合なんてほとんどないわけだから、ある程度の条件か感覚での比較になってしまう。条件ごとに点数や金額換算の数字を設けておけば筋は通るだろうけど、それも人によって基準が変わるし難しい。
賃貸は金銭だけの支出は少なく済むかもしれないけど、内容は納得しきれないものが多かったりするし、購入する場合はローンを組んでの支出は大きくなるけど、内容は良いものが多い。

そこで私が言いたいのは、どっちがお得かではなく、購入も賃貸も含めた上で、どの物件が1番納得できるか・満足できるかで考えるべきではないかと。方法ではなく商品、つまり物件単位で比較すべき。
物件の内容と支払い額をフラットに見て比較し、1番良いものを選ぶ。それだけ。いくつかの計算は必要だけど簡単にできること。

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